なんぎょうイナガキ眼科 なんぎょうイナガキ眼科

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日帰り硝子体・白内障手術

INFORMATION

なんぎょうイナガキ眼科の手術について

濱田真史

なんぎょうイナガキ眼科では順天堂大学附属浦安病院、順天堂医院、聖路加国際病院、
イナガキ眼科(新浦安)と連携しております。

眼科手術(日帰り白内障、硝子体手術)
手術日 : 火曜日午後・金曜日午後・木曜日午前(原則第3週)

低侵襲レーザー治療 網膜磆子体疾患専門外来
小児眼科外来 角結膜専門外来 緑内障専門外来

更に詳しい検査、入院加療が必要な場合はご紹介いたします。

なんぎょうイナガキ眼科 院長 濱田 真史

日帰り硝子体手術について

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眼球の中には硝子体という透明なゼリー状の組織があります。
硝子体が眼球内で動くことで眼球の内壁(網膜)を引っ張り孔(網膜裂孔)が形成され、網膜剥離の原因となったり、血管を破り眼内の出血(硝子体出血)などを生じたりと硝子体は様々な疾患を引き起こす足場となっています。

この硝子体を除去するために白目の部分に小さな穴を開けて、細い器具を眼内に挿入し、眼の中の出血や濁りを硝子体と共に除去したり、網膜にできた網膜裂孔を閉鎖するためのレーザー治療や増殖膜の除去を行い、網膜の機能を回復させる手術を硝子体手術といいます。

適応疾患は黄斑前膜、黄斑円孔、増殖糖尿病網膜症、硝子体出血、重度の飛蚊症、裂孔原性網膜剥離などです。

以前硝子体手術は入院にて実施することが前提でしたが、近年手術器機の発達や手術技術の進歩により比較的安全に手術ができるようになり、症例により日帰りで手術を受けることが可能になっています。

当院は最先端の手術設備(白内障手術装置CENTURION VISION SYSTEMⓇ、硝子体手術装置EVAⓇ)を導入し、極小切開手術を行っているため、術後回復が早く、短時間(平均20〜30分程度)で安全な日帰り硝子体手術を受けることが可能になっています。

日帰り硝子体手術について
日帰り硝子体手術について

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術

単焦点眼内レンズと
プレミアム(多焦点)眼内レンズについて

① 通常の眼内レンズの白内障手術 (保険診療)
通常の白内障手術は一定の距離に焦点を合わせた単焦点眼内レンズを使用します。
術前に日常生活の中で一番見たい距離(近く・中間・遠く)を選び眼内レンズの度数を決めます。
選んだ距離以外を見るときには眼鏡が必要となります。

② 多焦点眼内レンズの白内障手術
レンズの種類によりますが、遠方に加えて、近方または中間が見えるレンズです。
個人差はありますが、見え方に慣れるまで数か月かかることもあります。
術後に眼鏡をかける頻度が少なくなり、眼鏡をかけなくて済む場合もあります。
これは、全ての方に保証される訳ではなく、手術結果は眼の状態、瞳孔の大きさや乱視の程度によって異なります。

③ 多焦点眼内レンズが不向きな方
夜間の運転を職業とされるドライバーや日常生活において
夜間運転の機会が多い方

レンズの種類によりますが、遠方に加えて、近方または中間が見えるレンズです。
多焦点眼内レンズは単焦点に比べて光を見た場合にやや眩しく感じるため。

片眼に眼内レンズが移植されている方
多焦点眼内レンズ挿入には、十分な眼疾患の検査が必要です。

白内障以外の眼疾患を合併している場合
例えば瞳孔異常がある方、緑内障による視野障害のある方、網膜硝子体疾患のある方、角膜混濁のある方、屈折矯正手術(LASIKなど)を受けられている方は適応とならない場合が多いです。

今までの日常生活において眼鏡を使用する事に不便は感じないと思っている方は、高額な多焦点眼内レンズの選択をされなくても通常の単焦点眼内レンズ(保険診療)でよろしいと思います。

レンズの
種類
多焦点
レンズ
単焦点
レンズ
費用 保険診療+差額代 保険診療
見え方の
イメージ
見え方のイメージ(多焦点レンズ) 見え方のイメージ(単焦点レンズ)
見える
範囲
広い 狭い
見える質 おおむね良い 良い
眼鏡 使用頻度を減らす
ことができます
必要
特徴
  • 夜間に光を強く感じたり、光がにじんで見えることがあります
  • 他の眼科疾患がある場合、多焦点レンズを選択できない場合があります
  • 焦点が遠方か近方の一箇所になります
  • 眼鏡が1本または2本必要になる場合があります

多焦点眼内レンズを使用する白内障手術の
選定療養に関するお知らせ

多焦眼内レンズを使用する白内障手術の費用

選定療養とは、患者さんご自身が選択して受ける追加的な医療サービスで、その分の費用は全額自己負担となります。
令和2年4月より、術後の眼鏡装用率の軽減を目的とした多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は、厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。

当院は多焦点眼内レンズの白内障手術を行う医療機関として届出をしています。
多焦点眼内レンズの対象となる患者様には診察時に詳細をご説明致します。
患者の皆様には、ご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

令和6年6月3日 なんぎょうイナガキ眼科
 院長 濱田 真史

多焦点眼内レンズにかかる費用 白内障手術の費用
選定療養(全額自己負担) 医療保険で給付

多焦点眼内レンズを使用する白内障手術を受ける場合、当院では選定療養の費用として、通常の診療費とは別に以下の金額をご負担いただきます。

多焦点眼内レンズの種類 金額
波面制御型
眼内レンズ
Alcon Vivity
290,000円(税込)
三焦点型
眼内レンズ
Alcon PanOptix
290,000円(税込)
三焦点型
眼内レンズ
(乱視矯正機能付)
Alcon PanOptix TORIC
320,000円(税込)
三焦点型
眼内レンズ
HOYA
ジェメトリック
270,000円(税込)
三焦点型
眼内レンズ
(乱視矯正機能付)
HOYA
ジェメトリック
トーリック
290,000円(税込)

5焦点眼内レンズ
『Intensity (インテンシティ) 』について
(自費診療)

5つの焦点(遠方、遠中、中間、中近、近方)にピントを合わせることができる世界初の5焦点眼内レンズです

5焦点眼内レンズ Intensity(インテンシティ)

インテンシティ(INTENSITEY)は、イスラエルのHanita Lenses社 が製造した眼内レンズで、白内障手術を受ける方、及び老眼手術を受ける方向けに作られた5つの焦点(遠方、遠中、中間、中近、近方)にピントを合わせることができる世界初の5焦点眼内レンズです。

最新の独自の光学技術『DLUテクノロジー(Dynamic light utilization technology)』で従来の回折型2焦点や3焦点より光効率が最大化し、遠方・遠中(133cm)・中間(80cm)・中近(60cm)・近方(40cm)の5ヶ所に焦点が合います。
最適化された光エネルギー配分により光エネルギーのロスが他レンズに比べ少なく、効率よく眼内に光を取り入れることが可能となります。
さらに瞳孔径に応じて最適な配分になるように作られています。
また、レンズ構造上グレア・ハローの影響も少ないことも大きな特徴の1つと言えます。

患者様向け説明動画はこちらから  

特徴

  1. 光効率の最大化による新世代多焦点眼内レンズ(遠方・遠中・中間・近中・近方の計5焦点)
  2. 全距離(遠方~40cm)において視力の落ち込みが少なく、日常の多くの活動をカバーする
  3. 光の見え方の不具合(ハロー・グレア)が少ない

*インテンシティ(INTENSITEY)は日本で認可されておらず自由診療になります。
また多焦点レンズ特有のデメリット(合わない可能性、光の見え方の不具合、コントラスト感度低下など)は少なからず生じる可能性があります。

費用

自由診療 :
5焦点眼内レンズIntensity(インテンシティ)

片目 50万円 / 乱視用 60万円
(術前検査・術後3ヶ月までの検査代・薬代を含む料金です。)

例)両眼手術(乱視用)の場合 :
術前検査日 10万円、手術日 55万円 × 2 = 110万円 
総額 120万円

例)片眼手術(乱視用)の場合 :
術前検査日 10万円、手術日 50万円 
総額 60万円

*術前検査の日に10万円頂きます。
残金を手術日にお支払いいただきます。

*『輸送諸費用』が別途発生するため、キャンセル時には術前検査日にお支払い頂いた10万円の返金はありません。ご注意ください。

*個人輸入のため、発注から納入まで3週間~2ヶ月要します。

手術室設備

  • 手術用顕微鏡

    手術用顕微鏡(ZEISS社)

  • 白内障手術装置

    白内障手術装置
    ENTURION VISION SYSTEM®(ALCON製)

  • 手術室

    手術室

  • 手術室

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